夏に向かって気温が上がってくると気になること、ありますよね・・・。
そう。汗です。
汗をかくと匂いに汗ジミ、しっとり感・・・。
生きていると誰しもが起こる現象ですが、夏になると特に汗問題は気になってしまいますよね。
私は年がら年中、汗をかきやすい体質なので夏だけではないのですが、今回は普段あまり考えない汗の原因と予防を一部紹介していきます。
汗は決して悪いものではない。
夏になると衣服の脇や襟部分が汗ばんだり、匂いが気になったりするときってありますよね。
こういった汗をかくことによっての弊害は確かにありますが、汗自体は決して悪いものではありません。
人間はそもそも恒温動物なので、体温を常に一定に保たなければ生きていけません。
運動した後や熱が出た時、暑い日や辛いものを食べた時に体温は上昇します。
そういったときに人間の身体は汗をかくことによって体温を下げ調節しているのです。
目が乾燥した時のまばたきと一緒で無意識に起こる現象ですね。
「汗をかくのが嫌だから、まったく汗をかかない生活すればいいじゃん」という方もいるかもしれませんが、そもそも汗は体温調節のためにかくものなので、無理に汗をかかない生活にすることも実はよくないんです。
※実際に自分も動いたり日に当たったりしない生活をしていた時期があったのですが、身体は正直。体調を崩しました。。。
上記の通り、生きていく上で汗は決してわるいものではないのですが、中には必要以上(生活に支障をでる)に汗をかく人もいるんです。
私もそうなのですが、この症状を多汗症といいます。
多汗症の種類と原因
多汗症には全身性多汗症と局所性多汗症があります。
運動時や発熱時、更年期障害などで人より汗をかく場合は、全身性多汗症のケースに含まれます。
一方、手足や頭部・脇などの部分的に汗をかきやすい場合は、局所性多汗症のケースに含まれます。
私は局所性多汗症に該当するのですが、主な原因はストレスや環境の変化などの精神的緊張、自立神経の乱れが原因と言われています。※これがすべてではありません。
汗をかくだけならいいんです。
問題はやはり匂いです!!!
どういった予防からすればいいの?
まずは、自立神経を整えるために生活習慣を整えてあげましょう。
- 十分な睡眠
- 適度な運動
- 暴飲暴食を避ける
- ストレスをためない
- お風呂に浸かる
全半身の汗は、TPOに合わせながらこまめに予防。
- 冷間スプレーをつかう(匂いが強いものは周りを考慮して使用しましょう)
- 汗拭きシートをつかう
- タオルをつかう(使用後そのまま放置しておくと雑菌が繁殖し、匂いの元になるので注意!)
足汗は特に匂いの元になります。
- 同じ靴を連日ではかないようにする(汗蒸れが匂いの原因になります)
- 予備を持ち歩き靴下を変える(靴下は下洗いしてから洗濯すると匂い移りもへらせます)
- 汗をかいたらシートで拭く
- 外出前にてスプレーや足用石鹸で予防(ミョウバン、ハーブ、殺菌と記載されているものがおすすめです)※足用石鹸を毎日するだけで匂いについてはかなり効果あります。
なかなか自分では気づきづらい加齢臭や腋臭など、スプレーやシートを使っても改善されない場合は病院での治療をおススメします。
最後に
これから汗が特に気になる季節がやってきますが、汗をかくのはしょうがない。
恥ずかしがる必要はありません。
健康に過ごせている証拠です。
ですが、相手に不快な思いをさせない為にも、汗を介しての匂いだけは防いでおきたいもの。
予防できる部分は事前に予防をしながら、毎日気持ちよく過ごしていきましょう。
コメント